フロントと同様に事故に見舞われた後に僅かに残りやすいのがリアであり、リアのバンパーはプラスチック製ですが、プラスチック製のバンパーを取り外すと鉄製の骨格が現れます。
鉄製の骨格は事故による強い衝撃を受けると凹みが生じる特性があるので、過去に強い衝撃を受けた事が無い事を確認したり、トランクに敷いてあるフロアカーペットを取り除いて新車の時に行われた塗装のままである事も確認します。
このように中古車査定を行う時には鉄製の骨格など車両における要になる部分を中心にして目を向けて評価をしていきますが、査定時の自動車の汚れの有無なども査定結果に関わります。
泥汚れなどは付着していても洗えば綺麗になりますが、査定時に付着しているままであるよりも、査定を前にして綺麗にしておいた方が印象が良くて査定額の向上に繋がります。
また、自動車に乗って移動をする時にペットと一緒であったり車内で喫煙をする習慣があった場合には香りも評価の対象になるため、残っている香りに敏感に気が付ける方に協力をしてもらって香りの有無を確認し対策をするのも良い方法です。
尚且つ車検証と自賠責保険、リサイクル券と取扱説明書なども忘れずに用意しておきつつ整備記録簿もあればますます良い評価がされます。